縮んだ身長を元に戻し、気持ちが前向きになる「ウルドバハスターサナ」
こんなお悩みありませんか?
- 健康診断で以前より身長が縮んだ
- 大人になると、あとは縮むのはしょうがないと思っている
- 肩こりか腰痛、または両方持っている
- 最近疲れて、気持ちが塞ぎ気味
- 緊張感のある環境が辛い
「年齢のせいかな・・・」「しょうがない事なのかな・・・」と諦めているあなたに!
ぜひおすすめしたいのが「ウルドバハスターサナ」です。
「ウルドバハスターサナ」は、「太陽礼拝」1番目のアーサナ(ポーズ)です。
スタートポジションから最初に動き出す、身体の前面を広げるアーサナです。
そんな「ウルドバハスターサナ」の魅力をお伝えします!
ウルドバハスターサナの由来
- 日本語:上向きの礼拝、手を上にあげるポーズ
- サンスクリット語:Urdhva Hastasana(ウルドヴァ・ハスターサナ)
Urdva=上げる、上向き、高く Hasta=手 asana=体位、ポーズ - 英語:Upward Salute pose(アップワード・サルート・ポーズ)
Upward=上向き Salute=礼拝 Pose=体位、ポーズ
その名の通り、「両手を上に上げ、上向きになる」アーサナ(ポーズ)です。
ウルドバハスターサナの効果
縮んだ身長が戻る(腰、背骨のストレッチ)
ウルドバハスターサナは大きく伸びをします。
自分自身で身体を上下に牽引します。縮こまってしまった腰、背骨、全身を
重力に逆らうように伸ばします。
デスクワークやパソコン業務で猫背になっていませんか?
人は地球の重力により、どうしても縮んでしまいます。さらにこんな姿勢が長時間続く生活は、人間にとって良いわけがありません。
思いっきり自分を引き伸ばして、腰から首まで続く背骨を、本来の長さに戻してあげましょう。
肩こりの改善と予防
ウルドバハスターサナは大きく腕を回し上げます。
肩甲骨から大きく腕をぐるっと回すので、肩周りの筋肉の凝りをほぐします。そこから全身に向かって滞った血液を巡らせていきます。
肩こりの大きな原因は長時間同じ姿勢での作業です。
首や背中が緊張し、カッチコチの鉄板のようになっていませんか?
緊張がほぐれ、全身がリラックスする
ウルドバハスターサナは大きく息を吸い込んで腕を上げます。
人はリラックスしたい時、無意識に腕を上げます。
また緊張した時、思わず肩を上下に動かしたり、腕を振ったりします。
そして深呼吸するのではないでしょうか?
これら全部をより意識的に行うのが、ウルドバハスターサナです。緊張の中、呼吸が浅くなっていた自分を労うように、肩関節から腕を大きく回し上げ、全身に酸素を送ります。
気持ちが前向きになる
ウルドバハスターサナは気持ちを前向きにします。
ウルドバハスターサナは「両手を強く上に上げるポーズ」とも呼ばれています。
人は落ち込んでいる時、自然に下を向きます。肩をすくめ、胸を閉ざし、背中を丸めます。
反対に嬉しい時、人は目線が上がり、胸を広げ、両手を上げたくなります。
「やったー!」「ばんざーい!」と喜びを表現するのです。
「面白くなくても笑うと免疫力が上がる」と聞いたことはありませんか?
気持ちや心も同じ効果があります。
身体の方からアプローチして、前向きな気持ちを作りましょう!
ウルドバハスターサナのやり方
タダーサナで立つ
まずタダーサナで立ちます。タダーサナを基本にウルドバハスターサナは行います。
「タダーサナ」が分からない方はこちらをどうぞ!
まず足裏をマットに根付かせましょう。足の親指と踵をぴったりつけて、そこから大地のエネルギーを吸い上げます。あくまでもイメージです。例えそれがマンションの一室だとしても、感じようとする気持ちがエネルギーを生み出します。
足元から頭の先まで真っすぐに立ち、あごは軽く引いて、自分の鼻先、または遠く前方を見つめます。
両腕は体側に下ろし、肩と耳の距離は遠ざけましょう。
両腕を頭上に上げ、合掌する
大地のエネルギーを感じ、周りからもエネルギーを集めたら
鼻からゆっくりと息を吸い、両腕を上げて合掌します。
手先だけの動きや、単に腕を上げる動作にならないよう
肩甲骨から腕が生えていると思って動かしましょう。
腕の上げ方は2種類あります。
- 横からなるべく遠くを通って回し上げる
- 体の前方から上に上げる
横から円を描くように回し上げる方が、より肩甲骨の可動域が広がります。
合掌するのが難しければ、合わせなくても良いです。
肩と耳の距離を保ったまま(肩がすくまない状態)で、無理なく上げれる範囲で行いましょう。
両手と両足で引っ張り合い、背骨を伸ばす
足裏でしっかりマットを踏み、両腕を頭上に上げたら
両手と両足でひっぱり合い、背骨をさらに伸ばしましょう。
ぶら下がり健康器のように、自分で自分を牽引します。
縮こまってしまった腰、背骨のスペースを広げます。
これ以上伸びないと思う所まで伸ばしきりましょう。
視点(ドリスティ)
タダーサナの鼻先の目線から、両手を上げるのに合わせて、ゆっくり目線を上げていきます。
そして、合わせた両手の親指を見つめます。
両手を離しているバージョンでも同じですが、首の後ろは長く保ち、シワが出来ない範囲で目線を上げます。
首の後ろがつまると呼吸がしづらく、気持ち良いどころか苦しくなってきます。手を上げていることもしんどくなってくるでしょう。
十分に呼吸を味わったら、ゆっくり吐きながら両腕を元の位置に下ろしましょう。
「ウルドバハスターサナ」で縮まない、前向きな人生を!
「ウルドバハスターサナ」いかがでしたか?
ウルドバハスターサナは大きく腕を空に上げて、胸を開き、自分自身を引き伸ばします。
上へ上へと向かうこのアーサナは、あなたにとって伸びしろしかありません。
大人になったらあとは下り坂、身長が縮んだり、あちこち痛かったりは当たり前・・・そんなもんだよね、という世の中の常識をウルドバハスターサナで覆しましょう!
「どうしていつも元気なの?」
「いつまでも変わらないね!」
って周りから言われるようになりますよ♪
そんな人から憧れられるような前向きな人生を、ウルドバハスターサナで手に入れましょう!
今回紹介した「ウルドバハスターサナ」、ぜひやってみて下さい!
以上、自宅で出来るヨガ「ウルドバハスターサナ」健康診断で背が縮んだ人、必見です!でした。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます ᗢao╯